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バンコクの駐在員がプロンポンエリアで賃貸住宅を選ぶ際に気を付けること

バンコクは世界で2番目に日本人の数が多い都市と言われます。バンコクにはたくさんの外国人が暮らしていますが、多くの外国人は高級住宅街と言われるシーロムやチッドロム、スクンビットなどで暮らしています。その中で、日本人が暮らすエリアも同じように点在しているのではなくスクンビットに集中しています。スクンビットの中では高級住宅街として有名なプロンポンは特に日本人の数が多い街です。プロンポンはスクンビットの中心地となるアソークの東側に隣接して、タイ人富裕層の閑静な邸宅や高級コンドミニアムが建ち並びます。

これだけ日本人がプロンポンに集中するのは、プロンポンは和食レストランやショップ、習い事教室や幼稚園など日本人に便利な施設がたくさんあり、至る所で日本語の看板を見ることができて、日本語が通じる施設が多いのでバンコクに暮らしていても日本にいるような生活ができるためストレスがないのが理由です。

そのため、バンコクの駐在員とその家族はプロンポンの賃貸住宅で生活していますが、住宅を選ぶ際には気をつけなければならないことがいくつかあります。ここでは、これからプロンポンで賃貸住宅を選ぶ人に注意することをご紹介します。

こちらの記事ではバンコクの不動産会社スックリビングに一部協力を頂き執筆をいたしました。https://www.sukliving.com/

プロンポンエリアの特徴

プロンポンは、スクンビットの東部に位置して、西はアソークで東はトンローになります。どこまでの範囲がプロンポンとは厳密には決められていませんが、プロンポンの中央にはスクンビット通りが東西に通り、北側はソイ31から43、南側はソイ22から30くらいになります。この範囲の中でも奇数のソイは高級住宅街として有名で、至る所で日本語の看板などが見られて多くの日本人が暮らしています。一方で、偶数のソイは北側ほど高級感がなくタイ料理の食堂やマッサージ店、バーなどがある庶民的なロケーションで日本人以外の外国人もたくさん暮らしています。

こちらでの暮らしは、お食事は日本食のレストランが点在して、そのなかでもプロンポン駅周辺にはリーズナブルなお店がたくさんあります。お買い物は、プロンポン駅前のソイ33/1やソイ39に日系の「フジスーパー」があり、プロンポン駅に直結した「エンポリアム」とスクンビット通りを挟んで同じ系列の「エムクオーティ」があります。さらに、日本人向けのショップや塾、幼稚園などがあり日本人学校の送迎エリアですので、何も心配もなく暮らすことができます。

プロンポンエリアの賃貸住宅の特徴

プロンポンの賃貸住宅は、コンドミニアムやアパートメントが中心の住宅になります。こちらに暮らす方は駐在員などが多いため賃貸住宅のほとんどの利用者は長期滞在者です。アソークのように短期滞在者が多いエリアではホテル並みのサービスを提供するサービスアパートメントが多いですが、こちらにはエンポリアムの上階の「エンポリアムスーツ」やソイ24の「スクンビットパークマリオット」

などがありますが、多くの住宅はコンドミニアムやアパートメントです。これらの住宅は、数百室もある大きな物件からから数十室の小規模な物件など様々で、お部屋には家具や電化製品が備えられて、共有施設としてはスイミングプールやフィットネスジム、駅から遠い住宅では駅やショッピングスポットなどまで送ってくれるサービスカーをが完備された物件もあります。賃料は、バンコクでは最も高額と言われてその中でも北側のエリアが南側よりも高くなります。

プロンポンで賃貸住宅を選ぶ際の注意

プロンポンは南側にはバーなどがありますが、アソークのように歓楽街はありませんので、スクンビット通りに面してなければ騒音はそれほど気にする必要はないでしょう。しかし、ソイが入り組んでいますので渋滞が発生しやすくなります。その中でも渋滞が激しいのは北側ではソイ39とその周辺、南側はソイ24などです。さらに雨が降ると車が全く動かないこともあります。

建物は、築年数が経過した物件が多いのでお部屋は広々としていて、ファシリティ施設も充実しているところが多く賃料も安くなりますが、新しい物件はお部屋やファシリティ施設のサイズは小さく、賃料は高いですが、新しい施設のため使いやすいデザインです。どちらを選ぶのかは居住する方の考え方によりますが、お部屋を決める前に見学することをおすすめします。

まとめ

バンコクで日本人駐在員に人気のプロンポンは、高層の建物が建ち並びその間にはおしゃれなカフェやショップがあり、通りには街路樹が植えられた綺麗な街並みです。駅前にはタイの高級デパートがそびえたち、日系のスーパーマーケットや日本人が経営する和食レストランやショップなどがありますので、日本語しか話せなくてもストレスなく暮らすことができます。この街にはたくさんの日本人が生活していますので、初めて海外生活をする人も安心です。

しかし、プロンポンはエリアによって雰囲気が大きく変わるため、住宅を決める前にはお部屋だけでなく周辺の雰囲気を確認することが必要です。

こちらの記事ではバンコクの不動産会社スックリビングに一部協力を頂き執筆をいたしました。https://www.sukliving.com/