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バンコクの日本人学校と賃貸住宅の関連性

バンコクは、世界の都市の中で日本人の暮らす人数がアメリカのロスアンジェルスに次いで2番目です。その多くは日本の企業から派遣された駐在員の人たちで、単身でバンコクに暮らす人や家族と一緒に移住した人などさまざまです。さらに、家族が一緒の人の中には学校に通うお子様もいらっしゃいます。タイにはバンコクとチョンブリ県のシラチャに日本人学校がありますが、どちらの街もタイでは日本人がたくさん暮らすことで知られていて、ほとんどの子供たちは日本人学校に通います。さらに、バンコクの日本人学校は生徒の数が小中学校合わせて3,500人にもなり、この生徒数は世界の日本人学校では最大規模です。そして、通学は日本人学校から委託されたバス会社のスクールバスが利用されて、送迎エリアが決められてそのエリアを越えてしまうとバスの利用が難しくなります。そのため、お子様がいらっしゃる駐在員のお子様が日本人学校に通う場合には送迎エリア内から住居を探す必要があります。このように、バンコクで暮らす住居のエリアは日本人学校の送迎エリアと大きな関連性があります。ここでは、これからバンコクで暮らす方のために、バンコクの日本人学校と賃貸住宅の関連性についてご紹介します。

こちらの記事ではバンコクの不動産会社スックリビングに一部協力を頂き執筆をいたしました。https://www.sukliving.com/

バンコクで暮らす日本人に人気のエリア

タイで暮らす外国人は首都バンコク全体が居住エリアではなく、多くの人たちは、高級住宅街と言われるシーロムやラチャダムリ、スクンビットのアソークからエカマイあたりに集中して居住しています。これらのエリアの中ではスクンビットのアソークからエカマイは特に日本人にも人気です。人気の理由は、たくさんの日本人が生活しているため日本人向けの施設がたくさんあり生活するのに便利だからです。こちらのエリアの和食レストランでは日本人の経営が多く、その他の商業施設も日本語対応が可能なショップがたくさんありますのでお食事やショッピング、習い事などに不便はありません。さらに、病院や歯医者、薬局なども日本語が通じるため、日本語しか話せなくてもストレスなく暮らせるところです。このように日本人がたくさん暮らすことで商業施設も増えて、ますます日本人にとっては暮らしやすいエリアになりました。

こちらで暮らす日本人は、単身の方からお子様連れの家族まで多岐にわたりますが、特にお子様連れのご家族は日本人学校が近くにあり送迎エリアですので安心なのが多くの日本人には人気があります。

バンコクの日本人学校の送迎エリア

バンコクで学校に通学するお子様がいらっしゃるご家族は、学校のスクールバスが送迎するエリア内に住居を選ぶのが必須です。日本人学校の通学方法は、基本的に日本人学校が委託したバス会社が用意したスクールバスによる送迎で、エリアが決められています。日本人学校はラマ9世通りの北側に位置しているため、そこから1時間以内が送迎エリアになりますが、学校の東部のラムカムヘンや北部のバンカピなどには日本人がほとんど住んでないためエリア外となり、スクンビットが送迎エリアになります。スクンビットは広範囲ですが、西はスクンビットソイ1から東はソイ63くらいになります。また、南側は偶数のソイまでがエリアになりますのでラマ4世通りの北側は送迎範囲内です。

このように、日本人学校の送迎エリアはスクンビットに集中していますのでその範囲の中で住居を決めることが大切です。また、ソイ63はエカマイ通りでその東側にも日本人がたくさん暮らす人気のエリアです。送迎エリアは原則決められているので多少離れていてもそれほど気にすることはありません。

日本人学校に通学しやすく通勤にも便利なエリア

バンコクで学校に通うお子様と一緒に暮らす時には、なるべく通学に便利なところに居住したいですが、あまり学校の通学に便利なエリアを意識しすぎると通勤や普段の生活が不便になりかねません。移動に便利なBTSはスクンビットの中央を東西に通っています。日本人学校はスクンビットの北部になりますので、学校に近くなるほど駅から遠くなります。普段の生活と通学に便利なエリアのバランスを考えて住居を決めることが重要です。

日本人学校に向かうには、トンロー通りやエカマイ通りなどからラマ9世通りに出ます。これらの通りに近い西側の住宅なら、学校にバスが戻る時にバスに乗るため乗車時間が遅くなるため忙しい朝では貴重です。また、通勤などでは駅から10分以上歩くと暑いバンコクでは少しつらいので、毎日のことですのでできるだけ駅に近いところで見つけましょう。

まとめ

バンコクの日本人学校と賃貸住宅の関連性をご紹介しましたが、学校に通うお子様がいらっしゃるご家族では学校のスクールバスの送迎エリアで通学しやすい住宅を探さなければなりません。しかし、学校はスクンビットから離れた場所にありますので、通学の便利さばかり考えると不便な生活を強いられることになりますので、普段の生活も考えながら住宅を選ぶことが大切です。

こちらの記事ではバンコクの不動産会社スックリビングに一部協力を頂き執筆をいたしました。https://www.sukliving.com/