世界の都市でアメリカのロスアンジェルスに次いで日本人がたくさん暮らすバンコクは、その多くが日本の企業から派遣された駐在員です。駐在員は単身の方からお子様連れのご家族まで様々ですが、家族構成に合った住宅を選んで暮らしています。バンコクの賃貸住宅は契約が簡単で、パスポートとお現金があれば契約は可能です。そのため、一度住居を決めても良い住居が見つかった時には簡単に引っ越す人たちもいます。バンコクは渋滞や騒音、交通機関の利便性など日本の東京や大阪のような都市と大きく異なるところがあります。
住宅は高級ホテルと思えるような豪華な施設の大規模住宅や、昔のタイの高級住宅を思わせるクラシックで閑静な住宅など好みによって選ぶことができます。このように、バンコクにはいろいろなエリアに様々なタイプの住宅がありますので、駐在でバンコクに暮らすならストレスなく過ごせる住宅を見つけたいですね。ここでは、これからバンコクで暮らす方のために賃貸住宅を選ぶ時に気を付けることをご紹介します。
こちらの記事ではバンコクの不動産会社スックリビングに一部協力を頂き執筆をいたしました。https://www.sukliving.com/
バンコクの賃貸住宅の種類
タイの住宅は日本とは少し異なる呼び方になります。日本の分譲マンションはコンドミニアム。オーナーが1人の賃貸マンションはアパートメント、日本の長屋のような造りで3～4階建ての建物はタウンハウスと呼びます。また、庭付きの一軒家が建ち並び全体を壁に囲まれて街の入り口にセキュリティが在中する住宅をムーバーンと呼びます。その中で、駐在員の方たちが暮らすのはコンドミニアムやアパートメントと呼ばれる集合住宅です。
コンドミニアムは、お部屋のオーナーが購入した物件を賃借する物件で、家具などはオーナーが揃えるため同じコンドミニアムでもお部屋のデザインや備え付けの家具、電化製品は異なります。
アパートメントは建物全体がオーナーの持ち物で、お部屋のデザインや家具、電化製品などはどのお部屋でも同じように備え付けられています。
コンドミニアムとアパートメントはベッドやテレビ、冷蔵庫などが備えられているのが一般的で、高級アパートメントのサービスアパートメントでは食器やタオルなども完備されてリネンやシーツ交換などホテルと同様なサービスを受けられるサービスまであります。
バンコクで外国人が暮らすエリア
バンコクは広範囲にわたり住宅地があります。旧市街と言われる西部地区は古くからバンコクで暮らす中華系タイ人の人たちが生活しています。一方で、駐在員などの外国人は新市街と言われるバンコク中心地から東のエリアで暮らしています。その中で最も外国人が多いのが、シーロムやチッドロム、スクンビットです。これらのエリアはバンコクでは高級住宅街と言われタイ人富裕層の邸宅や高級コンドミニアムが建ち並び、おしゃなカフェやレストランがある美しい街並みです。バンコクの住宅地は東部の郊外に広がり、最も東部のオンヌットからバンナーにかけて新しい高層住宅が建築されています。これらのエリアはスクンビットなどよりも賃料が安く、外国企業の多いアソークやシーロムなどのオフィス、バンコク郊外の工業団に通院するにも便利なのでたくさんの外国人が暮らしています。
賃貸住宅を選ぶ時のチェックポイント
駐在員がバンコクで賃貸住宅を選ぶ時にはいくつかチェックポイントがあります。そのポイントとして重要なのはエリアと住宅の種類です。エリアは、ご家族の人数や学校に通うお子様がいらっしゃると学校の送迎エリアを考慮しなければなりません。
ここではバンコクの賃貸住宅を選ぶ時のチェックポイントをご紹介します。
1．エリアを選ぶ時のチェックポイント
バンコクで賃貸住宅のエリアを選ぶ時には、勤務するエリアがどちらになるかが重要です。さらに、バンコクは日本では経験できない渋滞がありますので、BTSやMRTなどの鉄道を利用できれば便利です。郊外などの勤務地への通勤で車を利用する時には勤務地まではなるべく近い距離にするのがポイントです。さらに、学校に通学するお子様がいらっしゃる場合で日本人学校に通う時にはスクンビットのソイ1から63が送迎エリアになりますので、その範囲の中から住宅を選ぶと安心です。
2．住宅の種類を選ぶ時のチェックポイント
バンコクの賃貸住宅は日本より広いお部屋が多く、家具や電化製品が揃っていますのでご自身で用意するものはそれほどありません。また、駐在員が暮らすような住宅ではプールやフィットネスジム、サービスカーなどが備えられています。また、アパートメントなどではリネンやシーツ交換などのサービスもあります。単身やお子様連れのご家族に合わせて住宅を選ぶことができますので、利便性やお部屋の広さ、共有施設やサービスなど何を重視するかで住宅を選びましょう。
まとめ
バンコクの賃貸住宅は、エリアは広範囲に広がり住宅のタイプもたくさんあります。慣れない海外生活ですので、利便性がよくお部屋の広さや共有施設が整った賃貸住宅が見つかればストレスのない楽しい生活ができるのではないでしょうか。
こちらの記事ではバンコクの不動産会社スックリビングに一部協力を頂き執筆をいたしました。https://www.sukliving.com/
